こんにちは、だーまるです。
投資家・実業家です。
家族は妻・子供一人。
東京・大阪・ホノルルを拠点にしています。
人生の目標「日本の育児環境を良くしたい」
今日のテーマ：通貨戦略 ユーロ編（90日）
＜予測＞
当面ユーロは円に対いして弱い
EUR/JPY 111.5円がターゲット
ユーロ下落は好材料が少ない中、ドイツ司法の判断がきっかけに下落となりました。
先日、ドイツ連邦憲法裁判所はユーロ圏市場に資金を供給する欧州中央銀行(ECB)の量的緩和策の実施において、
ドイツ政府や議会が適切な評価をしなかったことを問題視し従来型の金融緩和策が違憲にあたる部分があるとの判断を下しました（欧州司法裁判所が2018年に下したPSPPの判断を覆した形）
ドイツ連邦憲法裁判所によれば3ヵ月以内にECBから政策の必要性が示されなければドイツ連銀を通した国債の買い入れは停止しなければならないとされECB側の対応が待たれます。PEPP（パンデミック緊急購入プログラム）での資産買いを増加させる動きも引き続きユーロ下落圧力に。
またEU回復基金に関して欧州委員会から具体的案が発表されず、加盟国の間で依然として意見の隔たりがありEUが苦慮している状況です。
テクニカル的にも目立ったサポートもなく、暫くはダウンサイドモメンタムが継続すると思われます。
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