米ドル環境が変わったのは、グローバル経済に対する認識である。グローバル経済は以前と比較すると成⻑の足取りは力強さを欠いていおり、同期性も低下しているように見える。米国経済は、米政権が打ち出した拡張的な財政政策を追い風に先行き見通しは良好だが、米国以外の国/地域においては成⻑モメンタムが鈍化している。指標においても、米国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が依然として、景気拡大/後退の節目とされる50のレベルを安定して上回る領域にあるのに対し、米国以外の国/地域で発表されるPMIは、50のレベルを上回る PMIが全体に占める割合は引き続き低下している。以上のことから、米ドルは引き続き上昇基調を継続すると考える。
カテゴリー: お金のこと(資産つくるために)
0件のコメント