米国株価はこのところ、バブルとも思える加熱上昇気味であった。
結局のところ、明確な理由はイマイチ不明。
税制改革や中間選挙に向けたドル安政策(表面上はドル強)で株価は上がる要因にはなりえても暴落を招くものではないだろう。投資家心理としては「噂で買って事実で売れ」の格言通りに動いたのかもしれない。
何よりも、イエレンFRB議長からジェローム・パウエル氏へのバトンが渡せる事によって金融引締政策が正常にすすめられるかどうかが現状では懐疑的である。現状ではイエレンFRB議長が小さく積み上げて来た「量的緩和バブルの崩壊回避」をパウエル氏が達成できる保証はどこにもない。そのような投資家心理が利益確定売を誘発し一時的な世界的株価暴落を招いたように思える。
2月8日、トランプ氏はtwitterにて、「良いニュースが報じられた時に株式市場が下がる。大間違いだ」とツィートしている。
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