幼稚園お受験は不公平!?、知っておかないと困るお受験事情。
こんにちは、だーまる@投資家/実業家です。
家族は妻・子供一人。3年間専業育児経験。
東京・大阪・ホノルルを拠点にしています。
人生の目標「日本の育児環境を良くしたい」
以下は私の経験をもとにした個人見解となりますのでご理解ください。
幼稚園受験を経験して感じたことは公平ではありません。例として定員数が50人であった場合、フリー枠(純粋に試験結果だけで入園できる枠)は10枠程度しかありません。具体例を紹介すると以下のような内訳になります。
定員数 :50人
①推薦枠:15人
②兄弟・家族枠:10人
③プレ枠:15人
④フリー枠:10人
①について解説します。簡単に言えばどのような推薦状があるかによります。強力な順に言えば、政治家、有名/著名人、学園支援者(多額寄付者)の推薦です。このあたりの口添えがあれば余程の事がない限り合格が確定しますが、このような推薦をもらえる家庭は限られます。
一番多いのは有名幼児塾による推薦であり、幼児教室にある程度貢献していれば推してもらえます。実際に合否発送前に幼児教室に園側から何らかの確認が入ったりする場合もあります(試験以外に合格させるため教室に確認する)
園側はこのような推薦枠の存在は公に否定します。
②親族枠というものです。両親や兄弟、近い親族が通園していた実績があると優先的に入園確約されるものです。この枠は幼稚園側も公に設定しています。家族枠が多い年はフリー枠が確実に減少します。逆に言えば両親や兄弟が入園実績があれば容易に入園が可能です。一部の有名私立では優遇しない旨を公表している園もありますが、実態は大多数が合格します。
③第一子の場合、まず志望する園にプレスクールが存在するか確認しましょう。次にプレスクールに通うことによるアドバンテージの有無を調べます。中にはプレスクールに通っても一切配慮がされない園も少なくなりません。またプレスクールで問題行動が目立ちすぎると、園側から試験の前にスクリーニングされてしまう場合があるため、プレスクールでの行動には気をつけましょう(親子共に)
④純粋な一般枠になります。ここでは子供に対する試験・親子面接(親面接)が全てとなります。この一般枠の実倍率は4-5倍になることも有名私立幼稚園では珍しくありません。また都市伝説に近い聞いた話ですが、一部のキリスト教系の幼稚園では超富裕層家庭を一般枠では採用しない事があるらしいです(理由は様々です)
最後にお受験をした体験から言うと、①枠は一定数存在(というかかなりの数)します。第一子のお受験の場合、推薦や幼児教室選択は大きなポイントとなりますので利用できるものは全て使いましょう。正攻法で受験するだけでは有名私立・名門幼稚園への合格は厳しいものになる場合があることを頭の片隅に置いておいてください。
今日も最後まで読んでくれてありがとう!
Thanks ! だーまる
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